宮城野部屋の転籍先、伊勢ケ浜部屋で一本化 宮城野親方は部屋付き、力士約20人も複数人が引退する可能性 28日理事会で決定
2024/03/27

広告

大相撲の元幕内北青鵬による暴力問題で宮城野親方(元横綱白鵬)が師匠の立場を外され、当面の閉鎖が検討されている宮城野部屋の転籍先が、伊勢ケ浜部屋で一本化された。関係者が27日に明かした。28日の日本相撲協会理事会で決定する。

宮城野親方は同部屋付きとなり、十両伯桜鵬ら約20人の力士を含め部屋全体で転属する。

先に終了した春場所までは師匠代行を立てていたが、4月以降については宮城野部屋の処遇を預かる伊勢ケ浜一門が受け入れ先を協議していた。

協会執行部は新理事に就任した浅香山親方(元大関魁皇)が同一門でただ一人の理事という立場を踏まえ、師匠を務める浅香山部屋への転籍を推していたが、生活環境の整備や受け入れ態勢などの問題で話し合いが長期化していた。浅香山親方はこの日、「これまで話し合いながらやってきた」と明言を避けた。

伊勢ケ浜部屋は、春場所の番付では横綱照ノ富士をはじめ、同場所で新入幕としては110年ぶりの優勝を果たした尊富士(たけるふじ)ら関取6人を含む力士20人が所属。宮城野部屋の吸収合併で一大勢力となる。ただ、この日に正式に引退が発表された北青鵬のほかにも、これを節目に複数の力士が引退する可能性も危惧される。

■宮城野部屋問題の経過

★2月21日 幕内北青鵬の暴力行為が判明し、日本相撲協会はコンプライアンス委員会の会合を開催。宮城野親方は監督責任を問われ、2階級降格と減俸とする案、北青鵬には引退勧告案が出た。

★同23日 相撲協会の臨時理事会で宮城野親方は委員から年寄への2階級降格と3カ月の20%報酬減額とする懲戒処分が決定。北青鵬は引退届が受理された。

広告

AD
記事
速報