2023年4月2日深夜放送の『GET SPORTS』では、WBCで日本を世界一に導いた栗山英樹監督がゲスト出演し、番組ナビゲーターの南原清隆と対談しました。栗山監督と南原は1998年から共演しており、栗山監督が侍ジャパンの監督に就任してからも頻繁に対談を重ねてきました。今回は、WBCでの投手起用の裏側や、大谷翔平選手とのやり取りについて語られました。
南原はまず栗山監督に対し、「お疲れさまでした、おかえりなさい。世界一おめでとうございます!」と祝福の言葉を送りました。栗山監督は「ありがとうございます。選手がよく頑張りました」と謙虚に答えました。飛行機の中で一睡もせずに考え事をしていたと聞き、南原は何を考えていたのか尋ねました。栗山監督は「あれでよかったのかなとか、もっと違うやり方があったのかなとか、反省していました」と語りました。
栗山監督は1月の段階で、大谷翔平選手とダルビッシュ有選手に初戦の先発を伝えていたことを明かしました。特に、アメリカで結果を残しているピッチャーを多く使う方針を持っていた栗山監督は、彼らをどのように起用するかを慎重に考えていました。
準々決勝のイタリア戦で、大谷翔平選手は5回にコントロールを乱し、2失点を喫しました。その時、栗山監督は自らマウンドに行き、交代を告げました。大谷選手が「すみません」と謝罪の言葉を口にしたことに、栗山監督は驚きを隠せませんでした。栗山監督は「翔平が謝るなんて初めてで、その言葉は重かったです」
と振り返りました。大谷選手は常に前向きで、試合中に謝ることはないタイプでしたが、その時の彼の謝罪は本当に悔しさを感じさせるものでした。
さらに、準々決勝で大谷選手がセーフティバントを決行した場面についても語られました。栗山監督は指示を出していなかったため、周囲は驚きましたが、そのバントがきっかけでチームの雰囲気が一変しました。栗山監督は「流れは変わったが、もっと普通にやってほしいという感じでした」と笑いながら語りました。
栗山監督の采配と選手たちの努力が実り、日本は見事にWBCで世界一の座を奪還しました。今回の対談では、監督と選手たちの絆や、それぞれの努力がどのように結びついて結果を出したのかが明かされました。次回の対談では、主砲・村上宗隆選手についての裏側が語られる予定です。栗山監督と選手たちの深い信頼関係と、彼らのひたむきな努力が、日本中のファンに感動を与え続けています。
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