今回は、バドミントンの世界ジュニア選手権で女子ダブルスの優勝を果たした田口真彩選手についてお話しします。彼女の驚異的な復活劇とその背後にある感動的なストーリーをお届けします。
田口真彩選手は宮崎県出身で、幼稚園の頃にはサッカーを習いたかったそうですが、姉がバドミントンのクラブチームに入ったことがきっかけで、小学1年生から一緒にバドミントンを始めました。その後、わずか1年で全国大会で準優勝を果たし、中学は大阪の四天王寺中学に進学しました。
中学2年生の時に、ある大会で柳内中学および柳内商工の試合を目にし、監督や先輩たちの姿に感銘を受け、柳内中学への転校を決意しました。当初、3回も断られたものの、バドミントンへの情熱と決意で転校を実現させました。
田口選手は、アメリカで開催された世界ジュニア選手権で、女子ダブルスの優勝を果たしました。優勝の瞬間について彼女は、「自分が優勝できるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました」と語っています。彼女の努力と情熱が実を結んだ瞬間でした。
しかし、田口選手の道のりは平坦ではありませんでした。選抜予選を控えた昨年12月、左膝の半月板を断裂し、入院と手術を余儀なくされました。そのため、選抜の個人戦には出場できず、2ヶ月間バドミントンから離れていました。入院後のリハビリは辛く、バドミントンの感覚が戻らず、「やめたい」
と思うこともあったそうです。
しかし、チームのキャプテンとして、田口選手は決して諦めませんでした。リハビリに励み、チームのために尽力し続けました。
田口選手は現在、警察署特別長としての活動も行っています。学校や部活動、U19日本代表としての活動、さらに地域での活動と多忙な日々を過ごしています。彼女の金メダルは常に見えるところにあり、「優勝した瞬間や努力が報われたことを思い出させてくれる」と語っています。
来年からは社会人としてさらに活躍の場を広げ、海外や国内の大会で優勝を目指しています。
田口選手は、山口県を拠点に活動するチームで成長し、山口から世界を目指すことを決意しました。国内の多くの競合チームからも声がかかっていたものの、山口の地で恩返しをしたいという気持ちが強く、山口に留まることを選びました。
田口選手は、「山口の地でさらなる飛躍を誓います」と力強く語り、未来への期待を胸に、次のステージに進む準備をしています。
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