三笠宮家の信子さまの居住に関する改修工事にかかる費用が、2年間で13億円に上るというニュースが発表され、多くの注目を集めています。これは、信子さまが生活されている旧宮内庁長官公邸と、隣接する旧侍従長公邸の改修に関わるもので、バリアフリー化やエレベーター設置などが含まれています。
しかし、この巨額の改修費用の背景には、三笠宮家内部の複雑な人間関係が絡んでおり、とりわけ信子さまと娘・彬子さまとの確執が大きな要因となっています。
信子さまが現在の住居に移られた経緯は、2004年にさかのぼります。当時、信子さまは更年期障害や胃潰瘍の診断を受け、軽井沢にある実姉の別荘で療養生活を送られることとなりました。その後、夫である寬仁さまの邸宅に一時戻られるも、健康状態が悪化し、結局は旧宮内庁長官公邸に移住されることになります。
公に発表された理由は、「寬仁親王邸に戻ると、ストレス性ぜんそくが再発する可能性がある」というものでしたが、実際には夫婦仲の悪化が大きな原因であり、長期間の別居生活へとつながっていきました。
寬仁さまと信子さまの間には、彬子さまと瑶子さまという二人の娘がいます。夫婦の関係悪化が進む中で、母と娘との関係にも深刻な亀裂が生じていました。
《母とは十年以上、きちんと話をすることができていない》と語ったその手記は、信子さまが軽井沢での療養を始められた頃と一致しています。彬子さまにとって、母が病気の父を残して家を出て行ったことは許されない行為であり、その感情が母娘の修復不可能な関係を形成したのです。
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