パリオリンピックが進行する中、卓球女子団体の試合が注目を集めています。その中でも、元日本代表であり、東京五輪卓球女子団体銀メダリストの石川佳純さん(31)が、フジテレビのスペシャルキャスターとして登場し、その独特な取材スタイルで視聴者を驚かせました。
9日未明、パリ南アリーナの卓球会場で、石川さんは中国女子団体のメンバーたちに中国語でインタビューを行いました。この日のインタビュー対象は、準々決勝で韓国を破ったばかりの中国女子団体のエースたち、孫穎莎(ソン・エイサ)、陳夢(チン・ム)、そして王曼昱(オウ・バンイク)でした。
石川さんは流暢な中国語で、「決勝の相手が日本になったらどう迎えますか」と質問しました。この質問に対し、中国の選手たちは笑顔で答え、彼女たちの友情やライバル関係が垣間見える瞬間が映し出されました。インタビューの最後に、石川さんが「バイバーイ」と手を振り、選手たちとハイタッチを交わしたシーンは、視聴者の心を温かくさせました。
石川さんが中国語を話せるようになった背景には、彼女が長年にわたり中国人コーチの指導を受けてきたことがあります。
「卓球は言語の壁を越える」と石川さんはよく言いますが、彼女のこの姿勢が、今回のインタビューで中国選手たちの心を開き、視聴者に感動を与えたのです。
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