季節外れの暑さに見舞われた５月下旬の昼下がり。FRIDAY記者は閑静な住宅街で、ロン毛の茶髪をなびかせながら歩くサーファー風のイケオジと遭遇した。一目見ただけでは気がつかなかったが、その男、歌舞伎役者・九代目市川中車で俳優の香川照之（58）であった。

   香川といえば銀座のホステスの下着を剥ぎ取るなどの蛮行が’22年に『週刊新潮』で報じられた。以来、出演テレビ番組をほぼすべて降板。人気絶頂のなか、地上波から姿を消している。

   記者が目撃した４日後には近影を自身のSNSに投稿し、あまりの変貌ぶりが「大バズり」した。

 「地上波に出なくなってから時間が経過しても、世間の耳目を集める存在であることが証明されました。５月も『スーパー歌舞伎　ヤマトタケル』の名古屋公演を成功に導いています。歌舞伎界での活躍を受け、地上波ドラマのキャスティング会議でも名前が度々挙がっているようです。

   スポンサー対応が最後のハードルになるはずですが、『テレビで香川の熱い演技を観たい』という視聴者の待望論は高まっているように感じます」（番組制作会社幹部）

    大胆なイメチェンの真意と地上波復帰の意志について、香川本人を直撃すると「（理由は）特にないです！（復帰の）話は僕にはきてないんですよね。分からないんですよ」と笑顔で対応。颯爽と自転車で走り去っていった。 

   「怪優」が、茶髪ロン毛の″第２形態″で地上波に還ってくる!? 

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