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単一民族ではない!今も存在する日本の少数民族【ゆっくり解説】
2024/09/17

1. サンか - 幻の民族

最初に紹介されたのは、参加と呼ばれる民族だ。参加はかつて日本の山々に住んでいた人々で、「幻の民族」とも言われている。しかし、現在では存在が確認されていない。この「参加」という言葉は、元々は警察が山に住む定住しない人々、いわゆる犯罪予備軍を指すために使った言葉だという。「山賊」や「よそ者」という意味合いが強く、差別的な言葉として指定されているため、現在は使用されていない。

この参加に関する最も古い記録は江戸時代末期にまで遡る。

探検家の松浦武四郎が文献に記載しており、彼は参加と遭遇して助けられたと記している。松浦武四郎は北海道の名付け親としても知られ、当時の日本全土の山々を歩き、参加と呼ばれる人々と出会った記録が残されている。

2. アイヌ民族 - 独自の文化と苦難の歴史

次に紹介されるのはアイヌ民族だ。アイヌ民族は現在、北海道を中心に東京周辺などに住んでおり、かつては北海道、樺太、千島列島、カムチャツカ半島の南部に住んでいた。アイヌ民族は、外見的特徴として古モンゴロイドに区分されており、深い彫りの顔立ち、二重まぶた、毛深い体毛、ウェーブのかかった髪などが挙げられる。

アイヌ語という独自の言語を持っているが、アイヌ語は大和民族の話す日本語とは共通点がなく、孤立した言語とされている。

しかし、明治時代以降、アイヌ文化の同化政策が進み、次第にアイヌ語を話せる人が減っていった。2007年の時点で、約1万5000人のアイヌの中で、アイヌ語が流暢に話せる人はわずか10人程度しかいなかったという。

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