田氏は藤浪投手が164キロのストレートを投げることについて「160キロを超えるピッチャーはメジャーでも少ないが、藤浪はその一人だ。迫力はナンバーワンだった」と述べた。阪神タイガース在籍時、毎年キャンプ取材で見てきた田氏は「ブルペンで見た中で最も迫力があった」と評価した。ひろ子夫人が「それって自分に当てられるってこと?」と尋ねると、田氏は「コントロールは不安だが、それでも体全体で迫ってくる迫力は唯一無二だ」と説明した。
藤浪投手がMLB移籍初年度に大谷翔平選手の記録を上回る5勝を挙げたことに対しても、田氏は「スピードだけで言えばトップクラス。彼の課題はコントロールだったが、それが改善されてきた」と分析。ひろ子夫人も「藤浪さんも頑張ってほしい」と応援のエールを送った。
日本人選手のMLB移籍が相次ぐ中、藤浪の契約額は325万ドル、出来高を含めると最大425万ドルとなっている。これは、日本での年俸と比べると大きな飛躍である。田氏は「アメリカでこれだけの評価を受けるのは、MLBの収益力の高さを示している」と述べた。
MLBは収益が増加し続けており、2022年の総収入は80億ドルを超え、過去最高を記録。球場での売上や放映権料の上昇が主な要因となっている。一方で、日本のプロ野球は観客動員が減少し、収益構造の違いが顕著になっている。日本の球界関係者は、MLBのようにリーグ全体での価値を高める必要があると感じている。
田氏は藤浪投手について「彼は素晴らしい素材を持っている。今は自信をつけることが必要だ」
と述べ、「藤浪が一軍で成功するためには、担当コーチが責任を持って指導すべきだ」と強調した。藤浪投手が持つポテンシャルを引き出し、再び輝く日が来ることを期待している。
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