TBSの人気番組『サンデーモーニング』のスポーツコーナーで、かつて意見番として活躍していた張本勲氏。その歯に衣着せぬ物言いは、番組の高視聴率に大きく貢献しましたが、一方でその発言がしばしば時代遅れと批判され、SNSなどで炎上することも少なくありませんでした。彼の強気な発言の背後には、どのような真実が隠されているのでしょうか。そして、彼を番組から事実上「追放」させた要因とは何だったのでしょうか。今回は、張本氏と共演した経験を持つ落合博満氏が明かす真相に迫ります。
張本勲氏は、1959年に東映フライヤーズに入団し、プロ野球選手としての輝かしいキャリアをスタートさせました。彼はその後、数々のタイトルを獲得し、特に首位打者7回、最高出塁率9回といったNPB最多記録を樹立しました。その圧倒的な実力と成績は、誰もが認めるものであり、張本氏の発言には一貫した自信が伺えます。しかし、その自信が時に彼を孤立させ、視聴者や現役選手たちからの批判を招くこととなったのです。
張本氏が『サンデーモーニング』で発した数々の発言は、しばしば物議を醸しました。例えば、2019年のキャンプ中に清宮幸太郎選手が骨折した際、張本氏は「走り込みが足りないから怪我をするんだ」
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