1985年10月8日、マツダ・サバンナRX-7がフルモデルチェンジを遂げ、まさに日本のスポーツカー史に新たな一歩を刻みました。新たな形式名「FC-3S」を掲げ、先代から進化したこの2代目RX-7は、ロータリーエンジンとターボチャージャーの組み合わせを武器に、80年代のスポーツカー市場を席巻したのです。
RX-7といえば、ロータリーエンジンを搭載した手頃なスポーツカーとして、一般ユーザーからレーシングファンまで幅広い層に愛されてきました。初代モデルが1978年に登場して以来、ロータリーエンジンならではの滑らかな回転と、スポーティな走りが多くの人を魅了しました。そして、2代目サバンナRX-7(FC-3S)は、その人気をさらに押し上げるべく、さまざまな新機能と改良が施されたのです。
2代目では、全車にターボを搭載し、日本市場においてはすべてのモデルがターボ仕様という豪華な仕様になりました。これにより、スポーツカーとしての性能が一層強化され、パワフルな走りを実現したのです。エンジンも先代の12A型から13B型へとアップグレードされ、排気量を拡大。13Bエンジンの持つパワーとターボの組み合わせが、まさに「サバンナRX-7」の名にふさわしい力強さを生み出しました。
FC-3Sが注目を集めた理由のひとつに、4輪操舵システム(4WS)の採用が挙げられます。
4WSを装備することにより、RX-7はワインディングロードでのハンドリングの良さが格段に向上し、スポーツドライバーにとって魅力的な選択肢となりました。
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