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日産R381と共に走る石原裕次郎—69年日本GPで優勝した伝説の車、その映画での勇姿は?
2024/08/19

1969年に公開された映画『栄光への5000キロ』は、石原裕次郎主演の壮大な作品として知られています。この映画は、石原プロモーション製作、松竹配給であり、制作費4億円(現在の価値で約13億円)という驚異的な予算をかけて製作されました。石原裕次郎が持つ「映画は劇場で観るべきもの」という強いこだわりのもと、この映画は長い間ソフト化されることはありませんでしたが、2013年に石原プロモーション設立50周年を記念して、ついにDVD化されました。

映画の中で輝くR381

映画の中で石原裕次郎が演じた主人公、五代が乗る車は、日産が誇るR381-2です。この車は、1968年の日本GPで優勝した際のシボレーV8エンジンを搭載したモデルを基に、1969年には日産製V12エンジン(GRX-1)へと換装されたものです。

このR381-2は、まさにその時代のモータースポーツの頂点を象徴する車であり、映画の中でもその力強い走りを見せつけました。

R381-2の登場シーンは、観客に強烈な印象を残しました。特に、低いシルエットと独特のリアウィングが特徴的で、そのデザインはレーシングカーとしての機能美を追求した結果です。石原裕次郎がこの車を駆る姿は、映画の中でまさに伝説的な瞬間として描かれています。

サファリラリーとブルーバード510型

さらに映画では、サファリラリーを舞台にしたシーンも登場します。

ここで使用された車は、日産ブルーバード510型です。映画のモデルとなったのはブルーバード410型でしたが、実際の撮影が1969年の第17回サファリラリーの際に行われたため、当時の現行車種である510型が使用されました。ラリーでの日産の成績は、総合3位、5位、8位で、クラス優勝という結果を残しました。このブルーバード510型もまた、日産のレース活動における重要な存在として、映画の中でその実力を発揮しています。

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