2024年3月、明石市民会館で開催されたトークショーにて、元阪神タイガースの金本知憲が公然と放った言葉が、プロ野球ファンの間で大きな話題となりました。金本は引退後もその人気を保ちながら、今回のイベントでも鋭いコメントで会場を沸かせていました。だが、トークの最中、球界の大物である広岡達朗への厳しい発言が一際注目を集め、観客を凍りつかせたのです。

金本と広岡、激突の背景

金本知憲は1991年に広島東洋カープに入団。当初は細身で目立たない選手でしたが、地道なトレーニングに励み、1995年には「ベストナイン」

に選出されるほどに成長。その後も赤ヘル打線の一員として打撃でも活躍を続け、2003年に阪神タイガースへ移籍しました。移籍後も金本は強靭な肉体と勝利への執念を見せ続け、数々の伝説を残していきました。2004年には左手首を骨折しながらも、右手一本でヒットを放つ姿は、今でも語り継がれるほどです。

一方の広岡達朗は、読売ジャイアンツで活躍した後、監督としてヤクルトスワローズや西武ライオンズを率いて、どちらのチームもリーグ優勝に導いた名将です。鋭い発言と辛辣な指導スタイルで知られており、選手たちに厳しく接することで有名でした。広岡の影響力はプロ野球界において非常に大きく、彼の意見は今も無視できないものとなっています。

トークショーでの激突

トークショーの中で、金本は過去に阪神のキャンプで広岡から受けた説教について触れました。金本がまだ現役だった頃、広岡は臨時コーチとして阪神のキャンプに訪れ、金本にスナップスローの指導を試みます。しかし、当時肩を痛めていた金本は、その指導に応えることができませんでした。

広岡は「それはスナップじゃない」と一喝し、さらに「こんな投げ方を続けていたら、野球を長く続けられない」

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